肩こりは肩から首にかけて鈍痛が生じ、そのまま放置すると腕が上がらなくなどの悪影響を及ぼす状態を言います。一般的に加齢によって起きることが多くなっていて、酷い場合は腕が痛みで動かすことができなくなる場合もあるでしょう。若い頃にはあまり生じず年齢を重ねると起きてしまう肩こりの原因は血液の流れが悪くなり、老廃物が蓄積しやすい体質になることが多くなっています。筋肉は動かすと疲労物質が発生するので、通常は血液によって分解してくれる腎臓や肝臓などの機関に運ばれます。それが血液がドロドロになったり血管そのものが脆くなると流れが悪くなり、疲労物質がその場所に止まるので痛みになってしまいます。肩こりが起きると揉んだり温めると状況が改善するのは、血液の流れが一時的によくなって根本原因である老廃物が流れていくからです。そのため体質的な場合もありますが、食生活をよくしたり運動を行って筋肉の働きを高めていれば血液の状態を良くすることができるため、痛みを伴わない人もいます。人間が生活する上で腕というのは大きな役割を担っているので、痛みが出ないように日頃から注意することはとても大切です。